本日、新書『少しだけ変えれば、良くなる日本――外国人からの視点』がAmazonで出版されました。ここでは本書の内容についてご紹介いたします。
なぜこの本を書いたのか
「日本は安全で便利な国」「日本人は勤勉で礼儀正しい」――世界からはそう語られることが多いです。私自身も長年暮らしてきて、その評価には大いにうなずけます。しかし同時に、日々の生活の中で「惜しいな」「ここを少し変えればもっと良くなるのに」と感じる瞬間も少なくありません。
本書は、そうした“ちょっとした違和感”をきっかけにまとめた一冊です。外国人である私が見てきた日本社会の良い点、そして改善できる点を、教育・子育て・働き方・歴史・国際関係・メディア・高齢化・環境問題・地方と都市のギャップなど、16のテーマに分けて紹介しています。
具体的にどんな本なのか?
この本は「批判本」ではありません。 むしろ、「もっと好きになるために、どう変えていけるか」 を考えるためのエッセイ集です。
各章では、日本人にとっては当たり前すぎて見えなくなっていることを、外からの目線で照らし直しています。たとえば――
- 子どもの教育における「競争」と「安心」のバランス
- 移民や外国人労働者に対する社会のまなざし
- メディアが作り出す「空気」と現実のズレ
- 高齢社会で見過ごされがちな孤立とつながり
- 環境問題やテクノロジーの活用における小さな工夫
これらはどれも“巨大な政策課題”であると同時に、私たち一人ひとりの暮らしに直結するテーマでもあります。
この本を読むとどうなる?
- 日本の「当たり前」を、新しい角度から考え直せる
- 海外の事例や異文化との比較から、具体的な改善のヒントが得られる
- 「大きな変革」ではなく「小さな改善」で社会が変わり得ると気づける
特に「外国人目線」というフィルターを通すことで、日本人自身ではなかなか気づかない側面に光を当てています。

書籍の詳細
- タイトル:少しだけ変えれば、良くなる日本――外国人からの視点
- Kindle版:1200円
- ペーパーバック:1980円
- 発売日:2025年9月28日
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おわりに
日本社会には、世界に誇れる魅力がたくさんあります。しかし同時に、「少し視点を変えるだけで改善できる点」もまた数多く存在します。本書は、そのギャップを否定的に語るのではなく、「変えられる」「良くできる」という前向きな可能性を示すことを目的としています。
外国人だからこそ気づいた視点もあれば、日本で暮らす一人の住民として実感した課題もあります。読者の皆さんにとって、本書の内容が「気づきのきっかけ」や「話し合いのタネ」になれば幸いです。
社会の大きな変化は、政治や制度からだけでは生まれません。日常生活の小さな工夫、職場や家庭でのちょっとした意識の変化が積み重なって、やがて国全体を変えていきます。
「少しだけ変えれば、良くなる日本」――その小さな一歩を、ぜひ一緒に考えてみませんか?