読書

『いい教師の条件』という本について

今週は『いい教師の条件』を読んでいます。本の内容からすれば、教師を目指している人向けの本だと思いますが、私のような対象外者が読んでも、日本での教師の大変さを痛感できました。それに現在の日本での「よい先生になるための条件もある程度理解できました。又、学校と接触する時、この本に書かれた内容を(部分的に)参考にすることもできるかと思います。

当然ですが、日本の学校教育の現状を把握するために私にとって、この本はいい情報の多い本ですが、私はこの本に書かれた内容に対してすべて賛成しているわけではありません。これは当然と言えば当然でしょう。違う人が書いた本の内容に対して100%賛成する場合は少ないと思います。

まず第一章のない方ですが、「教員の仕事がなぜ大変なのか」について説明されていて、サービス残業や人間関係が掛かれていました。書かれたことは分かります。教師が困っているのも理解できます。しかし、人間関係やサービス残業は、教師のいる教育分野ではなくて他の分野でも起こっています。例えば、サラリーマンの方も人間関係やサービス残業等の問題に直面しています。特に、人間関係の問題については仕事というのは他人と関わることになっていますので、人間関係を避けることはできません。なので、これらの問題を乗り越えることができるかどうかは、本人次第です。人間関係が上手く行かない教師が退職してサラリーマンになっても今度は会社で又違う形の人間関係の問題が発生しますので、上手く解決できなければ、退職が繰り返して引きこもりになってしまう可能性があると私は思っております。

この本の中に面白い事実が書かれています。それは、教師同士のいじめ問題です。子どもをいじめから守る立場の先生なのに、自分もいじめたり、いじめられたりしているために、子どもたちを守れないに決まっていると思います。これは本当に深刻な問題です。しかし、よく考えて見れば、これも又日本の文化のひとつだと言えるでしょう。残念ながら日本ではどこでもいじめや差別は存在しています。将来は分かりませんが、現段階では日本で生活しようとすれば、いじめ&差別をされることを覚悟しなければなりません。

他には学校におけるいじめ解決方法などもかかれています。この本の目次はこのページから確認できますので、興味のある方はご確認ください。

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