お知らせ

新刊刊行のお知らせ: 家族関係をゲインシオンズの視点から読み解く一冊

このたび、新刊
『家族メンバーはなぜそのように振る舞うのか
ゲインシオンズの視点から家族内の人間関係を読み解く』

を Amazon Kindle にて刊行いたしました。

本書は、私が提唱している理論体系
クエン・ドクトリン(The Quyen Doctrine) における中核概念
「ゲインシオンズ(Gainsions)」 を、
最も身近でありながら、最も複雑な関係である「家族」に応用した一冊です。


家族とは、最も近しい関係でありながら、
ときに理解や共感の壁を越えられない関係でもあります。
親子の価値観のずれ、伴侶間の衝突、兄弟姉妹の無言の緊張―
これらは単なる性格や愛情の有無だけで説明できません。

本書では、行動や反応の背後に潜む「構造」を見るための視点として、
ゲインシオンズという概念を用いています。
ゲインシオンズは、人それぞれの中で生まれる
「守りたいもの」「恐れているもの」「譲れない価値観」などの
多層的な動因構造を示す枠組みです。

家族内の行動は、ときに最も深い誇りや不安、責任感と絡み合いながら現れます。
それらを単純な善悪や心理分析の枠に落とし込むのではなく、
構造として読み解くことで、これまでとは異なる理解が開かれます。

本書は、家族関係を単なる解決法や処方箋としてではなく、
問いを変えるための手がかりとして読む一冊です。
「誰が正しいか」ではなく、
「どのような構造がその振る舞いを生んでいるのか」を探求することで、
感情ではなく「理解」そのものが道を作るはずです。


本書の刊行を機に、
ゲインシオンズという視点が、
より多くの人の思考の道具として役立つことを願っています。


📘 Amazon Kindle 商品ページ
https://amzn.asia/d/8gsjH0e

【日越比較】元旦を過ぎた静かな住宅街で思うこと前のページ

ゲインシオンズとは次のページゲインシオンズとは

ピックアップ記事

  1. なぜ日本は第二次世界大戦に敗れたのか―武器の強さだけでは勝てない理由

  2. 日本社会で使われる「危ない」という呪文──本当の危険?それとも“違う”だけ?

  3. 地元の掲示板「ジモティー」活用について

  4. ベトナム人は本当に“犯罪者”なのか?──報道と現実のあいだで

  5. 共産党スパイ疑惑?!ベトナム人技能実習生と勘違い日本人の社長の爆笑エピソード

関連記事

  1. change domain

    お知らせ

    サイトドメイン変更のお知らせ:tranblog.com → tranvanquyen.com

    いつも当サイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。このたび、当…

  2. ベトナム

    新刊のお知らせ:『Japan-Vietnam: 40 Cultural Contrasts』(英語版…

    長年、日本とベトナムのあいだで生活し、仕事をしてきた中で、日…

  3. ベトナム人雇用マニュアル
  4. 経営者

    エッセイ・感想

    信じたら裏切られた?──ベトナムビジネスで学んだ“信頼”の温度差

    日本で会社を経営しているN社長は、かつて受け入れていたベトナ…

  5. 生活

    もう一人の技能実習生が増えた

    外国人技能実習生の受け入れ現場では、日本人が想像もしないような出来事…

  6. Globalization

    感想

    グローバル化は悪者ではない —— 日本は自らの足かせに縛られている

    近年、日本国内では「グローバル化が日本社会を壊した」という主張が増え…

おすすめの記事
  1. 日本社会の呪文ワード辞典
  2. ゲインシオンズとは
最近の記事
  1. 新刊のお知らせ: 『日本社会の呪文ワード辞典(構造編)』を出…
  2. ゲインシオンズとは
  3. 新刊刊行のお知らせ: 家族関係をゲインシオンズの視点から読み…
  4. 【日越比較】元旦を過ぎた静かな住宅街で思うこと
  5. 日本人の「親切」は、どこまで親切なのか
  1. エッセイ・感想

    外国人に“同胞”の犯罪を止めると要求する行為は責任転嫁に過ぎない
  2. エッセイ・感想

    「お国に帰れ」と叫ぶ社会——対話が失われた日本の現実
  3. ツイッター

    感想

    Twitterを数カ月使用して見えた事について
  4. 社会

    ワクチン用注射器を誤って用意6人分のワクチンを5人にしか注射できない?!
  5. 読書

    『いい教師の条件』という本について
PAGE TOP