感想

SNSやメールを使用していない人について

世の中はAI時代が始まったが、現在でもメールやSNSを使用しないようにしている人々がいることは私としてはとても理解出来ません。仕事に置いてもプライベートに置いてもメールやSNSは便利な連絡手段(ツール)です。これらの手段を活用すれば「電話」にかける時間は節約出来て、それを使って違う好きな事もできます。例えば、アナログの電話で30分か1時間会話した場合は、その間は他のことは出来ません。しかし、電話を辞めてチャットすればその間は本を読んだり音楽を聴いたりすることができます。つまり、時間を効果的に使用できます。
又メールをスマホに設定すれば外出中でも寝ている夜中でも見たいデータを見る事ができるのに、メールを使わずにファックスにして一々事務所に行って確認しないといけない方法を選んでいる人もいます。おまけにファックス後はお電話くださいと要求してきます。これは本当に時間の無駄です。


スマホが未だ普及していなかった昔は、パソコンが高くて買えないと言い訳していた人はいました。又最近では「使い方が分からない」と言っているのは殆どです。私に言わせれば、「全ては言い訳しか聞こえません」。使い方は少し勉強すればすぐにできます。「パソコンが高くて買えない」と言っている人は、アナログで無駄にした時間を金に換算すれば、何十台のパソコンも買えることは考えていないだろう?!


言い訳しようとすれば、その「理由」は色々とありますが、結局本当の問題は本人が「使用しようとしていない」という意識にあります。年齢等は関係がありません。私の周りには80歳の方でもメールやチャットしていますが、「年寄なので使い方が分からない」と言っている40代の方もいます。80歳の方でもできているのになぜ40歳の方が「年寄なのでできない」のか私には理解できません。最近日本政府はデジタル庁を新設することを決意したようですが、幾ら設備に投資しても国民の意識が変わらなければ、アナログの社会のままになってしまう可能性は高いと思っております。

読書の目的について前のページ

又ベトナム人が同僚の胸や腹を何度も刺すという事件次のページ

ピックアップ記事

  1. 「お国に帰れ」と叫ぶ社会——対話が失われた日本の現実

  2. 世界を見る目を少し広げれば、日本ももっと見えてくる

  3. 23年のお正月に考えていることについて

  4. ベトナム人は本当に“犯罪者”なのか?──報道と現実のあいだで

  5. ベトナム語通訳採用時の注意

関連記事

  1. 感想

    Facebookさんにホームページがブロックされ、1週間で解除してもらいました

    前回も触れた、当サイトのURLはフェイスブックさんにブロックされた件…

  2. 感想

    話題になっているマイナンバーカードについて考えた事

    最近、話題になってきた一つにマイナンバーカードの普及の話があります。…

  3. 感想

    毎日子どもを学校まで送り迎えをしている理由について

    小学校1年生の息子を毎日学校まで送り迎えをしています。学校が始まった…

  4. 社会

    日本の政治家についての動画を見てびっくりしました。

    政治家でも人間ですので、悪い人といい人、真面目な人と不真面目な人がい…

  5. ベトナム

    ベトナムがBRICSに加入せず様子を見ている理由

    ベトナムはBRICSへの加入を決定せず、慎重な姿勢を維持しています。…

  6. 社会

    学校の弱い立場と保護者の無責任

    情報収集のために、時々日本の教育についての本やニュースを読んでいます…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。
おすすめの記事
最近の記事
  1. 新刊のご案内:『子どもと学ぶベトナムのれきし(日本語・ベトナ…
  2. 日本停滞の理由④:会議で決めず、会議を開くために会議
  3. ネットで冷静を保つ技術──怒りを笑いに変えるために書いた本
  4. 博士号を名乗る人の「論理」と「無知」——SNSで見た“知性の…
  5. 日本停滞の理由③:年功序列という名の“足かせ”
  1. お知らせ

    新刊のご案内:『子どもと学ぶベトナムのれきし(日本語・ベトナム語・英語)』
  2. エッセイ・感想

    日本停滞の理由③:年功序列という名の“足かせ”
  3. 読書

    『いい教師の条件』という本について
  4. 社会

    ベトナム人実習生に対する実習中の妊娠・出産を勧める記事は直ぐにやめるべき
  5. 感想

    23年のお正月に考えていることについて
PAGE TOP